【1週間で700万再生】タイのCMから何を学ぶか?
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本日は海外の話題のCMについてです。
たった3分のCMが心を惹きつける。ストーリーブランディング
「お出し!! 何を盗ったの?! 」
「母さんに…..」
病気の母のために薬を盗もうとした1人の少年。しかし捕まってしまう。
するとそれをみた食堂のおじさんが「ちょっと待った、母さん病気か…?」と声をかける。
おじさんは薬を買い取り、店の食べ物と一緒に少年へ与える。
少年はその食べ物と薬を受け取って、走り去る。
***そして30年後******
「ほらっ」
相変わらずおじさんは、町の困っている人に食事を与えたり親切を続けていた。
しかし、、、
ある日突然……仕事中に倒れてしまう。
「お父さん!お父さん!!」
そのおじさんの娘が駆け寄る。そして病院に搬送されたおじさん。
医師から説明を受ける娘。病状はかなり深刻なものだった….
さらに….
「¥2,400,000」
突きつけられた高額な医療費…娘は高額な治療費を払うために店を売る決心をする。。
看病に疲れて眠っていた娘が目を覚ますと、そこには……
▶︎『ストーリー』は人の心を動かす
その話の続きを見る前に、あなたはこの話を聞いて、どう思ったでしょうか?
これは、少し前にタイで話題になり、たった1週間で約700万回の再生回数を記録したCMの一部です。
CMは、病気の母のために薬を盗んだ少年が捕まり、居合わせた近所の食堂のおじさんが少年を助けるシーンから始まります。
もしかしたら、あなたもこの動画を見たことがあるかも知れません。
この動画のタイトルは「与えること」。
タイの通信業社は、たった3分のCMで人の心を惹きつける「ストーリー」を作りました。
CMの最後にはコミュニケーションに携わる会社にふさわしく、「与えることは最高のコミュニケーション」というメッセージを伝えています。
「ストーリー」を使うだけで、人々の心、行動はガラリと変わる。ビジネスで成功するのも失敗するのも、この「ストーリー」の影響力は大きい。お客さんにモノを買ってもらえるのも、買ってもらえないのも、ストーリーの力。
ストーリーを使うだけで、一気に話に引き込まれたお客さんがついつい商品を買いたくなるなんて事はよくある話。全く同じ商品、サービスを売っているにも関わらず…
PS.
看病に疲れて眠っていた娘が目を覚ますと、そこには……
無料になった治療費の明細とこのメッセージが添えられていました。
「お金は30年前に払ってもらいました」
30年前の”あの少年”が医者になって、おじさんへの恩返しを果たした瞬間でした…..
美好屋マーケティング部
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