新規顧客獲得のための【ペルソナ】設定

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「コンセプトに合った顧客を獲得したい」「常連客を増やしていきたい」といった美容室経営者のために、今回は【ペルソナ】の設定についてお話させて頂きます。

そもそも【ペルソナ】ってなに??

ペルソナはもともと心理用語ですが、マーケティングの用語として店舗はコンセプトに合わせて設定した「自店舗で集客したいと願う人物像」のことです。

簡単に言えばターゲット層をより深堀りしたものとなります。

たとえば、ターゲットというとほとんどの場合「年齢・性別・職業」くらいしか設定せず、想定される人たちはかなり幅広くなります。

しかしペルソナはそれに加えて家族構成、趣味、収入、さらには名前までも設定して一気に絞り込んでいきます。

つまり、ペルソナとは人物像をより具体的にイメージしたものであるということです。

▼ペルソナ例

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▼ターゲット例

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【ペルソナ】をつかって成功した事例

ペルソナマーケティングの事例として特に有名なのがSoup Stock Tokyoです。
当時、「1998年、スープのある1日」という物語形式の企画書を作成して社内で起案した際、「秋野つゆ」という架空の女性のペルソナを設定し、意思決定の基準にしています。

▼Soup Stock Tokyoのペルソナ

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このように趣味嗜好・行動まで具体的なイメージができるほどにペルソナを作り込みました。

この秋野つゆというペルソナをいかに満足させられるかという方針で商品企画や店舗の雰囲気などを決定していきました。

たった1人のターゲット像に向けて店舗運営に関わる全てを決定したため、結果、多くの同じような感情や感覚をもった人の心に響くことに成功しました。

自分のお店に来てくれる人を思い描いて

ペルソナを作る上で大切なことは「店舗に来てくれる常連客」を思い描くことです。なぜなら、常連客を増やすことは美容室にとって経営の安定につながるためです。

実際にペルソナを作る際には、なるべく身近な存在であることを意識しましょう。

不必要な要素はなるべく排除し、具体的でありつつもわかりやすく「自分のお店に来てくれる人」を思い描いてまとめるようにしましょう。

たとえば、「28歳で3歳の子供のいる主婦。

子育てが忙しくここ数年、落ち着いて美容室でカットできていない」というペルソナだったとします。その場合、育児雑誌や子育て関連のHPなどに広告を出すとよいでしょう。

また、子育ての合間にスマホを利用する主婦を想定して、SNSへ広告出稿するのもよい方法です。

このように、明確にペルソナが設定できていれば、使うであろう媒体もイメージしやすくなります。

たとえば、前述の28歳小さい子を持つ主婦のペルソナであればキッズルームサービスはニーズに合うサービスです。

ほかにも、「癒しを求める」という欲求を想定し、「短時間でできるヘッドスパ」といったサービスを用意すれば満足度が高いのではないでしょうか。

このように、設定したペルソナはどのような悩みを抱え、どのような欲求を持っているのかイメージし、喜ばれるサービスを提供しましょう。

最後に

いかかでしたか?

【ペルソナ】についておわかりいただけたでしょうか?

最後にペルソナについて2分程で解説している動画のリンクを貼っておきます。

ぜひ【ペルソナ】を設定して自店の集客やサービスにお役立てください。

美好屋マーケティング部


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