【逸話】小学生の孫正義が喫茶店に行列を作った話し
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本日はソフトバンク孫正義氏の逸話をお伝えします。
これは、ソフトバンク孫正義氏が小学生の頃の話。
孫氏の父親が経営する喫茶店は、客足がまばらで困っていました。というのもこのお店、立地が最悪。街のメインストリートから1本入った路地にあったので、お客さんに見つけてもらえずにいたのです。
父は息子を小さい頃から一人前の人間として扱っていたので、喫茶店を繁盛させるアイデアを聞いてみることに。
「正義はどうやってこの喫茶店を繁盛させる?」
その質問に対し、ある答えを言いました。その答えが結果的に、喫茶店を繁盛させる要因になったのですが、、、
一体、どんな手を使ったのでしょうか?
・チラシを大量に配った?
・目立つ新商品を作った?
・オシャレな店内に改装した?
いいえ。全部違います。
孫氏は、
『コーヒーをただで配ったらどうね。みんな飲みにくるばい。』
こう答えたのです。
これを聞いた父親は、実際にコーヒー無料券を配ったところ、、
店内はあっという間に満席に!
立地が悪い喫茶店を繁盛させることに成功しました。
▶︎無料で配ったのに利益が出る!?
「無料で配ったら人が集まるのはわかるけど、、それでお店はやっていけるの?」と思いますよね。コーヒーをただ無料で配るだけだと、もちろんお店は大赤字。すぐに潰れてしまいます。
しかし、これにはカラクリがありました。コーヒー無料券を持ってお店にやってきたお客さんは、当然のようにトーストやケーキなど追加注文をしたそうです。
つまり、無料のコーヒー券で「集客」を行い、それをきっかけに「他の商品」の売上をあげる方法を提案していたのです。
孫氏は、コーヒー以外の売上で黒字になるとわかっていました。だから、コーヒーを無料で配ったのです。
ちなみに、、この「無料作戦」を孫氏は自身のビジネスでも使っています。
代表的な例に、ソフトバンクのモバイル事業があります。ここで孫正義は通話料無料という当時驚きのプランを提供して成功したのです。
この時は、22時からの数時間だけ通話料を有料にすることで、キチンと利益を上げることに成功しました。(この時間は最も通話量が多い時間でした!)
▶︎儲かるか儲からないかは仕組みが9割
孫氏は「無料」で集めたお客さんに対して、別の商品を売って利益を上げました。つまり、「集客商品」と「収益商品」の役割の違う2種類の商品を売るという「仕組み」を作ったのです。
これは、とても大切な考え方。「儲かる仕組み」があれば、ビジネスは安定して成長します。
孫氏がこれほど高い利益を安定して出し続けることができたのは、「儲かる仕組み」を作ったからに他なりません。父親の喫茶店が繁盛店へと一変したのも、ソフトバンクが通話料無料作戦で成功したのも、この「仕組み」の力を使っています。
利益を出す仕組みを作ることができれば、いくら配ったらいくら返ってくるということが予測できるようになります。そうなれば「売上が安定せず不安、、」と不安になることはなくなるでしょう。
なのでぜひ「儲かる仕組み」に注目してみてください。ビジネスの状況がガラッと変わるかもしれません。。
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