かつてANAが実施した とあるマーケティングの 成功事例

美容サロンの経営のヒント。接客時の雑学など、平日毎日配信の美容ディーラー美好屋の『美好屋トピックス』は、美容サロンの経営、接客などに必要な知識や、雑学が無料で学べます。

全路線 50人に1人が抽選で無料!
というもの。
リリースされた瞬間、話題沸騰!
 
「スゴイ!」
「太っ腹!」
「どうせ飛行機に乗るならANAにしよう」

という声が次々とあがりました。

 
この施策によってANAの人気は急上昇。
JALと大きく差をつけることができたのだとか。
 
 
 
「へーさすがANA。
 やっぱデカイ会社は違うなあ。うちみたいな小さい会社には 真似できないけど」

なんて思いました??? 

本当にそうでしょうか?

実際に計算してみます。
 
 
1便あたりの運賃を仮に1万円とします。
50人のフライトを購入すれば、売上は50万円。
これに対して、1万円分無料とするわけですから……

50万円に対しての1万円は 2%。

つまり、50人全員に「2%引き」するのと
同じ結果になるのです…!!!

 

 
え?たったの2%?
 
 
そうなんです、驚きですよね!

同じ2%でも、
言葉によって受ける印象は全然違います。

「1万円が9800円になる!」
では大きなインパクトはありません。

それなら大して変わらないな〜〜〜
と思う人が大半だと思います。
 

それに比べて「50人に1人無料!」だと、どうでしょうか?
ワクワク度が全然違いませんか?
 
 

「コスト」を使うことなく
「知恵」を使うのがマーケティングスキル

 

もしあなたが
「●%OFF」といった
クーポンを配って反応がイマイチだな〜
と思ったことがあるのなら、

それをやめて、
ぜひ「●人に1人無料!」という
表記を試してみてください。
 

間違っても、
5%オフが効果なかったからって、
10%、15%、と割引率を上げることだけは
してはいけません。

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