【必見】アイデアを量産する方法 ~ハーバードビジネススクールで行われた課題~

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ビジネススクールの授業で、学生向けに出された課題です。それは、学生をいくつかのチームに分けて、各チームに500円を入れた封筒を渡す。そして、その500円がチームの開業資金になると伝えました。

どんなベンチャー企業を立ち上げるかは各チームで相談して決める。ただし、必ず利益を上げること、そしてその開業資金としてこの5ドルを使うと言うのが、この課題の設定でした。

そして、次回の授業でどんなベンチャー企業を立ち上げて、どれくらいの収益をあげたのかを各チームに報告してもらうことに。

一言で言うと、「500円渡すから、それで起業してみて。利益は必ず出してね。」って話です。あなたが学生の立場だったらどうしますか?500円を使って起業。どんなアイデアで起業しますか?

この課題は毎年学生向けに与えられていたのですが、その中にはこんなアイデアがありました。

✔「スポンジ」「洗剤」「カーワックス」に500円を費やして、洗車サービスを始めた例
✔500円を広告に使ってフリーマーケットやガレージセールスを開催して出店者から出品料を徴収した例
✔500円で変えるだけの材料を使ってお菓子を焼いて販売した例

このようなチームは500円を有効活用して、利益をあげて、大体4〜5万円くらいを手にして持って帰ってきていたそうなんです。

最も利益を上げたチームの共通点は?

500円を使って4万円利益 をあげるチームも優秀だと思うのですが、最も利益を上げたのはどんなチームだったでしょうか?

それは「500円を全く使わなかったチーム」でした。実際に40万円以上を手にして戻ってきたチームもあったそうです。何年も課題を出しているのですが、その中でも大きな利益をあげるのは、大抵500円を使っていないチームだと。制約を外して考えた所がいつも優勝するんだとか。

例えば、あるチームは、自分たちは「500円以外」にどんな資産があるだろうということを考えた。そして、チームの各メンバーの特技や能力をリス トにまとめた。それぞれの才能を互いに報告するうちに、それぞれの才能が集結すれば、多様性と個性に溢れた集団が出来上がることに気づいた。そこで、各メンバーが自分の特技を教えるワークショップを開催することにして、集客用の動画をiPhoneで撮影し、知人に動画を送って「あなたの知り合い全員にシェアして」と頼んだ。どのワークショップも参加費2000円を設定して実施したところ、20人以上の参加者を集める事ができたという。

人間はチャンスを生み出そうと考えている時でさえ、制約があると、つい「制約」の方に意識を向けてしまいます。利益を出す方法はたくさんあるのに、制約があるとその制約に引っ張られて、大きなチャンスに気づかないまま終わってしまうというのです。

アイデアを出すとき、最初に制約を無くす

何かアイデアを出すときも同じで、最初から制約をつけてしまうと制約に引っ張られていいアイデアが出なかったりします。最も多い制約は、アイデアを見つけるときに、「使えるか、使えないか?」とアイデアを発散する段階で考えてしまうこと。

このアイデアは使えない。これもだめか。うーん、どうしようか。。。となって、最初から使えるアイデア、優れたアイデアを見つけようとするといいアイデアは生まれません。
実際に使えるアイデアは、色々と発散して、最後のあたりに出てくることが多いんです。

たくさんアイデアを出そう

アイデアが思い浮かばない人は、「いいアイデアしか喋ってはいけない」という制約がある事が原因で、アイデアが出てこないのかもしれません。実際にアイデアマンと言われる人が発信してるアイデアを聞いてみると、別に普通のことを言ってたり、的外れなことを言ってる事がありますが、その中で使えるものが 1つでもあれば、良いわけですからね。

最初から良いものを作ろうとか、いいアイデアを見つけないと。って制限をやめて、最初は「とにかくたくさんアイデアを出してみよう」と発散してみるといいですね。

たくさんアイデアを出しているうちに、きっといいアイデアが見つかります。

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