【実験結果】500円値上げで売上はどれだけ下がる？

2022年11月28日 2022年11月22日

MIYOSHIYA

今日は、突然ですが、
クイズを出させてください
↓↓↓
　
3400円のドレスを、
値上げして3900円にしたら、
売上はどれくらい下がったと思いますか？
　
　
A：3割減
B：1割減
C：変わらない

ちょっと、考えてみてください。
　
・
・
・
　
答えは決まりましたか？
　
では、正解を発表します。正解は、、、
　
実は、A、B、Cのどれでもありません。
　
　
……おいおい！

じゃあ一体どれくらい
売上下がったの？？
と思いますよね。
　
　
実は、、、
　
3400円から3900円に値上げしたら、

むしろたくさん売れるようになり、
売上も上がったんです！！
　
　
しかも、どのくらい
上がったかというと…

なんと
　
3400円の時よりも
3900円の方が、
3倍も売れたそうなんです…！
　
、、、でも、不思議じゃないですか？
　
　
Bの方が値段が高いのに。。。
　
　
普通なら、値段が安い方が
売れて当然ですよね。

ではなぜ、値段が高い方が
売れたのでしょうか？
　
　
これには、人間のある心理が
関係しているんです。
　
　
「端数」の効果は絶大
　
　
実は今回のクイズ、
アメリカで実際に行われた実験で、
　
「端数はどのくらい影響するのか」を
確かめるために行われました。
　
　
（クイズはわかりやすいように
　3400円と3900円にしましたが、
　実際には＄34と＄39でした。）

その結果、
　
値段が高いにも関わらず、
端数が「9」であるときの方が、
人はお得に感じ、
購入率が高くなることがわかりました。
　
　
ちなみに、
アメリカでは「9」が最も売れる端数として知られていますが、
日本では「8」がいいと言われています。
　
　
商品は同じでも「売り方」で結果は大きく変わる
　
　
今回のポイント。

それは、
　
商品は全く変わっていない
にもかかわらず、
　
値段を変えただけで
売れ行きは大きく変わるということです。
　
　
多くの人は、
商品の製作や改善には
とても力を入れます。
　
　
でも、価格設定などの
「売り方」には
力を入れていないことが多いんです。
　
　
価格が大事だといわれたら、
「そりゃ〜そうでしょ」
と思ってしまいますよね。

でも、それにもかかわらず
意外と、、、
　
「まあ、この商品なら
　だいたいこのくらいかな？」
　
…こんなふうに、”なんとなく”で
価格を決めちゃうことも
多いのではないでしょうか？
　
　
それはとてももったいないことです
　
　
今回のように、
商品を全く変えなくても、
　
価格を変えただけで
商品が3倍も売れることだって
あるんです。