サロン経営に役立つ!競合と差別化する方法 。
競合と差別化する方法とは?
お客さんは迷ったら大手を選ぶ
商品やサービスに明確な違いがわからないと、お客さんは「安さ」で選ぶか、大手を選んでしまいます。
大手を選ぶ理由は簡単で「安心感」です。
例えば、塾だったら、業界最大手の塾と
地域にある個人でやっている塾。
どちらの方が設備が整っていると思いますか?
どちらの方が優秀な先生がいると思いますか?
どちらの方が、成績が上がりそうと思いますか?
多くの人が「大手」と考えるのではないでしょうか?
では、なぜ大手を選ぶのか?というと、「安心」だからです。
大手だから、大丈夫だろう。大手だから、丁寧だろう。
大手だから、安心して任せられるだろう。
という風に思っているわけです(実際には、大手の方が杜撰な場合がありますが
多くの人は、「大手」=「安心」と思っています)。
ちなみに、この大手と戦おうとすると
ほとんどの場合は負けてしまいます。
なぜなら、キャッシュの面で大手はかなり有利なので
最終的には商品勝負というよりは、広告費勝負になってくるので
無謀な戦いになってしまうわけです。
違いがわからないと、「安さ」で選ぶ。
もしくは「大手」を選ぶ。というのがお客さんです。
だから、違いを出しましょう!って事なんですが
違いを出すときに、よくある間違いがあるのですが、、、
競合の真似をする
いやいや、競合との違いを出さないといけないのに
競合を真似する人なんているのか?って思うかもしれないんですが
これが結構多いんです。
というのも、競合を真似しているというよりは
競合が出してるメッセージを真似しているケースが多いんです。
例えば、塾の場合。
競合が「うちの塾に来たら、点数が40上がりました!」
とアピールしているとしましょう。
じゃあ、この競合との違いを出すために、何をするのか?っていうと、
多くの人は「うちの塾に来たら、点数が50上がりました!」とアピールするわけです。
競合よりも、うちの塾の方が成績が上がっていますよ。
競合に比べて、うちの方が良いですよ。と言ってるんです。
他にも、、、
化粧品なら、競合が「Aの成分が入っています!」
とアピールしているのに対して、
「うちの商品には、Aの成分が大量に入ってます!」
という形でアピールしてしまう。
一見、違いを見せているようにみえて
同じと言っているみたいなものです。
「より良い」ことを伝えても
お客さんは「違い」と認識するのが難しいんです。
じゃあ、どうするのか?っていうと、、、
競合の逆をアピールする
ということ。
競合が、「うちは早いですよ!」
とスピードをアピールしているなら、
こちらは「ゆっくりですが、確実です」とアピールしてみる。
競合が、「点数が上がります!」
と短期的なアピールしているのであれば
こちらは「勉強習慣を身につけます」
という形で長期的なことをアピールしてみる。
競合と同じメッセージを作ると
その違いがわかりにくいですが
逆にすると、明確に違いが出てきますよね。
「たくさんの人が合格しています!」というメッセージに対して、
「うちの塾ではこんな高校に受かってます!たくさん合格しています!何人が合格者です!」
というメッセージにすると、違いがわからなくなっています。
ではなく、
「うちの塾では、偏差値35だった子が、
偏差値60の高校に合格しています」
というメッセージなら、どうでしょう?
全然、違うメッセージになりますよね。
同じことを教えていたとしても
全く違う所だとお客さんが認識してくれるわけです。
どんな違いがありますか?
お客さんからすれば、ほとんどの商品は「同じ」に見えています。
だからこそ、違いが必要になるわけです。
では、あなたの商品やサービスには、競合とどんな違いがありますか?
それを、どうアピールすれば良いでしょうか?
ぜひ、考えてみてください。
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