接客トークに使える!年末年始の雑学紹介。
年越しそばの由来
年越しそばは、過去の年の厄を断ち切り、新しい年を迎えるための清らかな食べ物とされています。そばは細長い形をしており、これが長寿と縁起が良いとされています。また、そばは切れることから、過去の悪いことを断ち切り、新しい年に向けて清々しい気持ちで始めるという意味合いも込められています。
手水の清め
初詣での参拝の際、手水舎で行う手の清めのことを「手水」と呼びます。この手水は、神聖な場所で神仏にお参りする前に、身を清めるための儀式です。手水の水は、手を清めるだけでなく、口をすすいだりして全身を清めることも行われます。
手水の由来:
手水(ちょうず)は、神社や仏閣などで行われる儀式で、参拝者が清めのために行うものです。この儀式は古来からの日本の宗教文化に深く根ざしています。手水の由来は、身を清めて神仏に敬意を表すという神聖な儀式と関連しています。
水は古くから浄化や清めの象徴とされており、手水舎には清らかな自然の水が用意されています。手水は、参拝者が神聖な場所に入る前に身を清め、純粋な心で神仏に祈りを捧げるための儀式として行われます。
門松の葉の本数
門松は、新年を迎える際に玄関に飾られる伝統的な飾り物で、縁起を担ぐためのものです。門松の枝には通常、松の葉が3本使われます。これは、「三が日」すなわち正月三日間を象徴しています。
卯の年の動物
「卯」は干支の中で兎(うさぎ)を指します。干支は12の動物で構成されており、これが12年周期で繰り返される中国由来の暦です。したがって、「卯」の年に描かれる動物は兎(うさぎ)です。
干支の12の動物に決まった理由:
干支の12の動物が決まった理由は、中国の伝統的な暦である干支が12年周期で循環することに由来します。この12の動物は、天文学的なサイクルである「十干(じっかん)」と組み合わされています。
十干は天干(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)を指し、これと組み合わせて12の地支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)ができます。これが「干支」の基本の枠組みです。
12の動物は、十二支の地支に基づいており、各地支に1つずつ動物を対応づけたものです。干支の12の動物は、古代の中国の天文学や占星術に由来しており、12年サイクルは宇宙の周期性を表現しています。
紅白歌合戦の初回放送年
紅白歌合戦は、1951年に初めて放送されました。これは、日本のテレビ歌謡番組の伝統的なイベントで、年末に行われ、紅組と白組に別れた歌手たちが対決する形式です。
お年玉袋の動物デザイン
お年玉袋のデザインでよく見られる動物は、鶴(つる)です。鶴は長寿や縁起が良いとされ、新しい年を迎える際に幸福を願う象徴として使われます。
干支の最古の年号
干支の最古の年号は「甲子(きのえね)」で、これが干支の始まりを示しています。甲子は60年周期の基準となり、その後の干支の順番が決まります
甲子の60年周期の詳細な解説:
甲子は、十干と十二支の組み合わせによってできる60通りの組み合わせの1つを指します。
干支が12年サイクルで循環するのは既に述べた通りですが、この12年サイクルと十干の組み合わせが60年サイクルで完全に循環するのが「甲子」です。
十干と十二支の組み合わせが60通りあるため、60年サイクルを1つの周期として、そのサイクルが甲子、乙丑、丙寅…と進んでいきます。
この60年サイクルを「六十干支」(ろくじっかんし)と呼びます。
例えば、甲子のサイクルが始まった年から60年後は乙丑、さらに60年後は丙寅と続きます。
この60年サイクルは、暦の制定や幅広い卜占、歴史的出来事の年代表記など、様々な文化・宗教的な用途に使用されてきました。
除夜の鐘が108回なのはなぜか
仏教の教義において、人間の煩悩が108種類あるとされています。108回の鐘の音を聞くことで、これらの煩悩から解放され、清らかな新年を迎えるとされています。
松竹梅
門松のうち、下側の飾りに使われるものは「松竹梅(しょうちくばい)」です。これは、松(長寿)、竹(繁栄)、梅(幸福)を象徴し、良い年を迎えるための願いが込められています。
おせち料理に使われる黒豆
おせち料理には様々な食材が使われますが、その中で黒豆が使われるのは、「黒」が邪気を払い、災いを避ける意味があるとされています。また、豆自体が縁起が良いとされ、新年の始まりを吉兆に迎えるために食べられます。
いかがでしたでしょうか?意外と知らないこともあったのではないでしょうか?
これからの時期に接客トークのネタとしてぜひお使いください。
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