(エネルギー編)日本がロ○アのように経済制裁を受け輸入ができなくなったらこんなにヤバい!
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本日は輸入大国日本の現状をわかりやすくお伝えさせて頂きます。
前回輸入が止まると今の食生活は激変するというお話をしましたが(☟食事編についてはコチラの記事をお読みください。)
これは電気などのエネルギーについても同じです。
電気は日本でつくられていますが、その燃料となる石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料は、そのほとんどを海外からの輸入に頼っていて、エネルギー自給率はわずか12%。←見方を変えれば“電気も輸入品”といえるかもしれません。
もしもエネルギー資源を輸入できなくなったら、日本はどうなってしまうのでしょうか。
エネルギー資源も輸入に頼る日本は今後どうすればいいのでしょうか。
世界のエネルギー事情も見ながら考えていきましょう。
出典:農林水産省/日本の食料自給率(2018年)
※☝食料に続きエネルギー自給率もかなり低いのが現状です。
世界のエネルギー事情
世界の電力需要は、2014年で20.56兆kWh、2040年には34.25兆kWhと、約1.67倍に増えると予想されています。
なかでも、中国やインドは経済成長にともなう電力需要が急増すると予想されており、2040年の電力需要は、中国は約83%、インドは約255%増加することが見込まれています。←中国とインドは人口も多く、まだまだ発展していくということですね!
今後も世界的にみると、莫大な電力需要があるということになりますが、石油や石炭などのエネルギー資源には限りがあり、これらを確保するため、世界中で資源獲得の競争は今後さらに進んでいくとみられています。
20年後、日本は需要を満たすだけのエネルギーを確保できているのでしょうか。
日本のエネルギーについて考える
日本のエネルギーは諸外国と比べて化石燃料(石油、石炭)への高い依存が続いており、なかでも温室効果ガス排出の大きい石炭への依存が高いことに国際的な批判の声が出ています。
将来にわたって化石燃料依存から脱却する道筋が見えていないことから、日本は2019年に世界の環境団体の集まりである気候行動ネットワークより「化石賞」を贈られる不名誉な状態にあります。←日本は世界と比べると脱炭素の取り組みから遅れていると言わざるを得ません。
二酸化炭素排出量について
日本の二酸化炭素排出量は、中国、アメリカ、インド、ロシアといった国に次いで世界で5番目に多くなっています。
このまま化石燃料への依存が変わらなければ、CO2排出量を大きく削減することは難しいと見られています。
「パリ協定」(脱炭素社会を世界で、みんなで目指しましょう!という協定)を受けて、日本は温暖化ガスの排出量を2030年までに2013年比で26%削減する目標を掲げています。
また2020年には、2050年に温暖化ガス排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」(ト○タのCMで聞いたことあるフレーズですね!)を達成するとも表明しています。
これらの目標を達成するためには、再生可能エネルギーをもっと増やしていかないといけませんね。
日本のエネルギー構成のあるべき姿は?
2020年には、日本政府から「2050年までに温暖化ガス排出を実質ゼロにする」という方針が発表されました。
この方針を踏まえて、新たなエネルギー構成に向けて今、各企業が努力しています。
ドイツでは再生可能エネルギーの約半分を、企業ではなく個人や地域が所有しています。
個人が自宅に太陽光パネルを設置したり、あるいは地域で共同組合を設立して、風力発電に出資し収益を上げていたりするのです。
まとめ
ドイツの例のように、私たち日本人もエネルギー問題についての意識を高めていかなければいけません。
世界で進んでいるエネルギー問題の取り組みを知り、現状日本はまだまだ世界に比べると遅れているとみんなが危機意識をもつことが大切だと思います。
以上、2回にわたって、「輸入が止まると本当にヤバいぞ日本っ!!」という感じで配信させて頂きました。
この記事がきっかけになり、ウクライナとロシアのニュースだけ見て終わりではなく、世界と日本の位置づけや、関係性などに興味を持ってもらえればと思います。
美好屋マーケティング部
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